今回は、
木の匠たちでは紹介されてはいませんが
推薦などにより2回目以降、展覧会に参加している作家さんをご紹介。
大場さん。松本で漆のお仕事をなさっています。独自の色を操る漆部(うるしべ)のお仕事、その黒や朱の多様さにただただ魅せられてしまいます。特に私、不肖前田大作、漆のことは鋭意勉強中。会場が近い事もあって、隙をみては大場さんにいろいろ質問させていただいております。
大竹さん。丁寧な椅子制作のお仕事をなさっています。木の質感が存分に発揮されている椅子、とても素敵で、会場の漆喰壁にもものすごくよく映えています。きっと実生活でもこんな椅子に座っていたら、気持ちよいだろうな…。実は私、大竹さんの椅子を拝見しながらご本人に制作のイロハを伺ったりして、勉強しております。先輩方とグループ展に参加する、役得といったらおこられてしまいそうですが…。
小間さん。額や緻密なホゾ組の家具、オブジェのような小さな台などを展示なさっています。楔や契がアクセントとなってちりばめられた木の表情は小間さんだけが作れる独特の世界。私の知り合いのジュエリーショップのオーナー様が、お店のディスプレイにと素敵な台をお求めになっていました。確かに、すばらしく相性が良さそうです!
不肖、前田大作。今回は石ケン置きや白木のお重、和室を考えて制作したソファ、着物箪笥などを出品しました。諸先輩の素晴らしい仕事に並べるのは、未だお恥ずかしい技術力です…。